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2022.02.13

建設業が優良な社会資本整備の担い手として今後も機能していくためには、現場を担う技能者を確保・育成していく必要があります。
しかし、建設業の技能者は、様々な事業者の現場で経験を積むことから、個々の能力を統一的に評価することが難しくなっています。
そのため、役割や能力が処遇に反映されにくい環境にあります。
こうしたことから、技能者の現場における就業履歴や保有資格などを、業界統一のルールでシステムに蓄積することにより、技能者の処遇改善や技能の研鑽を図ることを目指すCCUSが導入されました。
平成31年4月に本格運用が始まりました。
技能者は、本人情報(住所、氏名等)、社会保険加入状況、建退共手帳の有無、保有資格、研修受講履歴などをCCUSに登録します。
下請企業(技能者の所属する企業)は、商号、所在地、建設業許可情報を登録します。
これにより、技能者にICカード(キャリアアップカード)が配布されます。
元請企業は、現場情報(現場名、工事内容等)を登録します。
技能者が現場に入場する際、設置されたカードリーダー等でキャリアアップカードを読み取ることで、「誰が」「いつ」「どの現場で」「どのような作業に」従事したのかなどの個々の技能者の就業履歴がシステムに蓄積される仕組みになっています。
①CCUS情報を活用した能力評価と、レベルごとの年収目安の明確化による、「賃金水準の相場感の形成」、引き上げ/ダンピング防止
②現場や勤務先が変わっても、「自らの能力を客観的に証明可能に」
③「カードリーダータッチ」で日々310円の「建退共掛金を積み立て(元請が一括して掛金支払い)」
①自社が雇用する技能者の数や保有資格、社会保険加入状況等が明らかになり、「取引先からの信頼が得やすくなる(=企業の実力の見える化)」
②技能者の能力評価と連動した専門工事企業の「施工能力等の見える化(4段階評価)」も令和3年度から開始
③「出面管理」のIT化、「賃金や代金支払いの根拠」が明確に
①初めて仕事する下請業者の実力や技能者の資格等の確認ができ、「施工の安心感」につながる
②PCで作業の進捗状況の確認や下請への支払いの適正化などの「現場管理の効率化」
③施工体制台帳、作業員名簿の作成、建退共の証紙受払・貼付等の「作業の簡素化、ペーパーレス化」
④増える「外国人労働者の資格等の確認が容易」に
①若い世代への建設業のイメージアップ
②施主に対する価格交渉力アップ(エビデンスに基づく請求が可能)
③真に実力がある企業が選ばれる透明性の高い建設市場への変革
CCUSに登録した技能者に対し、技能者のレベルに応じて4種類のキャリアアップカードのいずれかが配布されます。
技能者のレベルアップに応じて色が変わる仕組みです。
