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2023.07.24

経営事項審査(経審)の点数は、5つの審査項目の評点をもとにして算出されます。
そのため、それぞれの審査項目の評点を上げることが、経営事項審査の点数アップにつながります。
今回はその審査項目の一つである、「業種別完成工事高(X₁)」について見ていきましょう。
業種別完成工事高の評点(X₁)は、自己資本額及び平均利益額の評点(X₂)とともに「経営規模」を評価する指標です。
文字通り、業種ごとの年間の完成工事高になるわけですが、金額が多い方がより点数が高くなります。
そして「2年平均」か「3年平均」のうち自社に有利な方を選択することができますが、建設工事の種類ごとに選択することはできません。
1業種のみについて経審を受ける場合は、その業種のことだけ考えればよく、単純に高い方を選べばよいということになります。
しかし複数の業種について経審を受ける場合、少し複雑になってきます。
例えば3業種の経審を受ける際、ある1業種は「2年平均」の方が高く、他2業種は「3年平均」の方が高いというような場合です。
この場合でも「2年平均」か「3年平均」かという選択は、3業種について統一しなければなりません。
また、「元請」の完成工事高は別の審査項目で評価され、これも金額が多い方が点数が高くなります。
そのため、元請・下請合算の完成工事高は「2年平均」の方が高いけれど、元請のみの完成工事高は「3年平均」の方が高い、というケースもあります。
どちらを選べば全体の点数が上がるのかが一見して分からないため、シミュレーションをしてみる必要があります。
「2年平均」か「3年平均」かは、毎回の経審の都度選択することができます。